以前の記事でジミ・ヘンドリックスのレコードコレクションのことに触れましたが、このコレクションをSpotifyの公開プレイリストにしてくれた人がいました。件のロンドンのアパートの最上階でジミ・ヘンドリックスがどんな音楽を聴いていたのか。Spotifyアカウントを持っていれば全て聴くことができますし、アカウントがなくてもさわりだけなら聴くことができます。
ブルーズに始まって、ヘンデルからボブ・ディランやサイケデリックまで、多彩なリストを眺めているだけでも面白いと思いますし、さわりを聴いてみると60年代末という時代の匂いを感じることができるかもしれません。
因みに、ヘンドリックスがカバーして大ヒットしたAll Along The Watch Towerですが、この曲を知っている人は多いと思いますが、ボブ・ディランのオリジナルバージョンを聴いたことがある人は少ないのではないでしょうか。(ついでになって失礼ながら、沖縄県知事の玉木デニーさんが何かのイベントでこの曲を歌っているのが聴けます YouTube)
個人的な見解ですが、ジミ・ヘンドリックスという人はどれだけ革新的であっても、基本的にあるのはいつもオーソドックスなブルースだった、と思います。そこで、彼のレコードコレクションの中から、ブルース系を引っ張り出してみました。
- Albert King
- Blind Blake
- Elmore James
- Howlin’ Wolf
- Jimmy Reed
- John Lee Hooker
- Junior Wells
- Leadbelly
- Lightnin’ Hopkins
- Muddy Waters
- Robert Johnson
- Sonny Boy Williamson II
- Washboard Sam
意外、といっていいほどオーソドックスではないでしょうか。ブルースマニアの人たちはこれを見てどう感じるでしょう。
音楽ルーツ・グラフで、今回はジミ・ヘンドリックスのルーツを確認してみます。
こちらで実際にグラフを試してみることができます。