全く個人的に選んだJimi Hendrixのベスト10 プレイリストです。知名度の高い曲はとりあえずなるべく省いて、自分が個人的に気に入っていて、何十年聴いていてもあきない曲たちです。
Wait Until Tomorrow2nd
アルバム Bold As Loveに所収。ヘンドリックスの、実はポップなセンスとギターの美しい音色が最高です。クリーントーンでの優れたギタープレイはLittle Wingがとても有名ですが、こっちも聴いて欲しい。
Third Stone From The Sun
ジャコ・パストリアスがカバーしていたりして知っている人は知っている曲です。SF的なテーマを茶化したかのようなイメージがサイケデリックの時代を感じさせますが、何百回聴いても飽きない不思議な曲です。
Ezy Ryder
最晩年の傑作で、分厚く壁のようなギター(オーケストラ)サウンドが印象的です。私は若い子に「いちばんカッコいいジミヘンの曲」としていつも薦めています。
Up From The Skies
めずらしい4ビート曲です。4ビートでクライベイビー(ワウワウ)というのが渋すぎて死にます。
Crosstown Trafic
Electric Lady Land所収。どこまでもポップでキャッチー。ジミ・ヘンドリックスのスタジオアーティストとしての面目躍如。
Hear My Train Comin’
アコギ1本で弾き語るブルーズです。ジミ・ヘンドリックスのもう一つの素顔だと思ってます。この1曲で十分と思うこともあります。。
The Wind Cries Mary
ヘンドリックスの軽い小品にはこういういい曲がたくさんあります。シンプルだしギタープレイもどうということはないのですが、なぜか惹かれる曲です。
Earth Blues
ソウルフルでパワフルな曲です。バンドオブジプシー以降こういうのが増えました。もうちょっと長く活動していれば、ソウルフル系のロックで新しい形を提示してくれたかもしれません。
Castles Made of Sand
歌詞は、ジミの幼少時の辛い体験に基づいている、という説もあります。切なくて儚い曲です。テープ逆回転とか色々やってますが、特筆はギターのバッキングプレイなのですが、ソロらしいソロはありません。正直エフェクト音をとっぱらって聴きたい。2枚目のBold as Love所収です。2枚目は大急ぎで録音した悪く言えば手を抜いた作品なんですが、手を抜いた分だけ才能が露わになるような気がします。
Star Spangled Banner
Woodstockであまりに有名なアメリカ国歌のスタジオ版、ライブとはずいぶん趣がことなる重厚なギターオーケストラ。